2017-07

2017年5月4日(木)(№1841)

 函館の今日の天気は、晴れ、最高気温21.2℃でした。
 夕方ころには景色が少し霞んで見える状態でしたが、風もほとんどなく、今年の最高気温も更新するなど、良い天気となりました。

【安倍首相 憲法第9条改定に言及】

 昨日3日、安倍首相は、憲法改正を目指す民間団体の会合に送ったビデオメッセージで「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と述べ、国会の発議と国民投票を経た上で20年の改正憲法施行を目指す意向を表明したことが報じられています。

 具体的な改正項目として9条を挙げ、現行の1項と2項を残しつつ自衛隊の存在を憲法上に明記すべきだとの考えを示したと伝えられています。

 憲法第9条は次のようになっています。

第1項
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

第2項
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 これにどのように自衛隊の存在を明記しようとするのかまでは判りませんが、首相の発言に、「9条1項、2項が今のままで、自衛隊もすでに存在するものだからいいのでは」と思う方も多いのではと受け止めています。

 自民党の改憲草案では、自衛隊を国防軍にし、無限定の自衛権の発動が可能とすることを狙っていることが読み取れます。

 首相の今回の発言内容は、改憲草案よりはソフトというか、野党や国民に受け入れられやすいような内容と言えるかもしれません。

 しかし、すでに、違憲である安全保障関連法による自衛隊によるPKOでの駆けつけ警護、米艦防護などの新任務付与が次々と既成事実化されている中では、9条1項、2項の本当の意味で生かそうなどということはなく、集団自衛権の行使はもとより、多くの活動について、「限定的なら」「武力行使でないから」と勝手に決めつけてエスカレートさせていく懸念があります。

 そもそも、自民党の総裁でもあるとはいいながら首相であり、憲法99条で憲法遵守気味があるのに、憲法改「正」に言及するのはいかがなのでしょうか。

 また、ときどき行われる憲法に関する世論調査などで、改憲すべきと回答した理由に、「憲法の条文や内容が時代に合わなくなったから」といったことがあげられることが多いようです。

 しかし、憲法は情勢に合わせるものではありません。
 まず議論すべきは国のあり方であって、その議論を踏まえて、憲法を変えるべきかどうかが判断されるということでなければなりません。

 憲法とは何なのかと言ったことをはじめ、抱える問題・課題について強く訴えていかなくてならないと思います。
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函館市議会議員の「みちはた克雄」でございます。 ブログをご覧いただきありがとうございます。 函館市政や市議会のこと,私の活動のお知らせはもちろん,国や各都道府県・市区町村での出来事などについても私の考えをコメントさせていただきます。

プロフィール

函館市議会議員 道畑克雄

Author:函館市議会議員 道畑克雄
1961年札幌市生まれ。
少年期を千歳市で過ごし,1974年函館市民に。
1980年函館東高卒業。同年より,函館市役所に勤務。
2006年退職。
2007年函館市議会議員に初当選。現在3期目。
所属会派~「民主・市民ネット」(会派幹事長)
市議会民生常任委員、議会運営委員。
民進党北海道第8区総支部副代表

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