2017-10

2017年2月20日(月)(№1768)

 函館の今日の天気は、曇りときどき雪、最高気温は1.2℃でした。

【放射能汚染度の公共事業への再利用!?】

 つい数日前に発刊された、「あなたの隣の放射能汚染ゴミ」(まさのあつこ著、集英社新書)を読みました。

 この放射能汚染ゴミというのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災により事故を起こした東京電力・福島第一原発から出た放射性物質で汚染され、その後除染によって出た汚染土のことです。

 環境省は、2016年3月30日に、この汚染土について8000ベクレル/kg以下の放射性セシウムが含まれた放射能汚染ゴミを全国の公共事業で再利用できる、という方針を示しました。
目的は、除染などで生じた膨大な量の汚染土の最終処分量を減らすため資材として利用することとされています。

写真 2017-02-20 17 40 12 (960x1280)


 以前、新聞で記事を読んだ記憶はあるのですが、その後、報じられることもなかったように思います。
書店で本を見かけて、そう言えばそんな話があったなと思い読んでみた次第です。

 原子炉等規制法に基づく規則においては、原発の解体などによって発生したコンクリートや金属などの再生利用の基準は、放射性セシウムの場合、100ベクレル/kgとなっています。
 環境省の方針は、その80倍の基準まで許されるということになります。

 用途例としては、道路・鉄道、防潮堤、海岸防災林等に盛土材として用いて土砂・アスファルトで被覆する、土地造成・水面埋め立ての際に埋立材・充填材として用いる、などが考えられますが、降雨、浸食、災害などによる環境中への大量放出も懸念されます。

 工事中においては、工事従事者も通行人も被ばくします。大地震が発生すれば、道路の陥没、崩壊などがあちらこちらで発生し、汚染土がむき出しになることは想像に難くありません。

 また、今、放射能で汚染されていないところに、公共事業で汚染土が使用されると汚染され、さらにそれが拡散する危険も伴います。

 これまでの議論経過や内容は非公開の扱いだったようですが、情報公開を求めるとともに、自治体としても実施には反対していかなくてはならないと思います。

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函館市議会議員の「みちはた克雄」でございます。 ブログをご覧いただきありがとうございます。 函館市政や市議会のこと,私の活動のお知らせはもちろん,国や各都道府県・市区町村での出来事などについても私の考えをコメントさせていただきます。

プロフィール

函館市議会議員 道畑克雄

Author:函館市議会議員 道畑克雄
1961年札幌市生まれ。
少年期を千歳市で過ごし,1974年函館市民に。
1980年函館東高卒業。同年より,函館市役所に勤務。
2006年退職。
2007年函館市議会議員に初当選。現在3期目。
所属会派~「民主・市民ネット」(会派幹事長)
市議会民生常任委員、議会運営委員。
民進党北海道第8区総支部副代表

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