2017年1月28日(土)(№1745)
函館の今日の天気は、曇り、最高気温はマイナス0.2℃でした。
風が強く寒い一日でした。
【憲法と地方自治】
今日は、自分の出身組織でもある函館市役所職員労働組合主催の学習会があり参加しました。
「地方自治から考える憲法学習会」と題した内容でしたが、名古屋学院大学の飯島滋明教授が、「自民党『日本国憲法改正草案』と地方自治」と題し、もし自民党の改憲草案が憲法になったら、地方自治はどうなるのかについて講演されました。
その後、地元選出の逢坂誠二衆議院議員、北海道平和運動フォーラムや自治労北海道本部の役員の方たちをパネリストとして、パネルディスカッションが行われました。
さて、もし、自民党の改憲草案が憲法になったら、地方自治はどうなるのでしょうか。
現行憲法第92条には、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める」とあります。
少なくとも制度上は、住民に身近なことは住民が、そしてその住民が住む自治体が決めるというのが基本になっています。
ところが、自民党の改憲草案では、地方自治については、第2次大戦に敗戦するまでの地方自治体の役割だった、「中央の意思を国民に浸透させ、国民を国に協力させる」という役割を復活させるものになっています。
これは、改憲の狙いが、日本を戦争のできる国へ変えるということであり、戦争の際には、国民を自治体を通じて協力させることを可能にしようとするものだと考えられます。
つまり地方自治の本旨は否定するということであり、民主主義の否定にもつながり兼ねないと受け止めなければならないと思います。
風が強く寒い一日でした。
【憲法と地方自治】
今日は、自分の出身組織でもある函館市役所職員労働組合主催の学習会があり参加しました。
「地方自治から考える憲法学習会」と題した内容でしたが、名古屋学院大学の飯島滋明教授が、「自民党『日本国憲法改正草案』と地方自治」と題し、もし自民党の改憲草案が憲法になったら、地方自治はどうなるのかについて講演されました。
その後、地元選出の逢坂誠二衆議院議員、北海道平和運動フォーラムや自治労北海道本部の役員の方たちをパネリストとして、パネルディスカッションが行われました。
さて、もし、自民党の改憲草案が憲法になったら、地方自治はどうなるのでしょうか。
現行憲法第92条には、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める」とあります。
少なくとも制度上は、住民に身近なことは住民が、そしてその住民が住む自治体が決めるというのが基本になっています。
ところが、自民党の改憲草案では、地方自治については、第2次大戦に敗戦するまでの地方自治体の役割だった、「中央の意思を国民に浸透させ、国民を国に協力させる」という役割を復活させるものになっています。
これは、改憲の狙いが、日本を戦争のできる国へ変えるということであり、戦争の際には、国民を自治体を通じて協力させることを可能にしようとするものだと考えられます。
つまり地方自治の本旨は否定するということであり、民主主義の否定にもつながり兼ねないと受け止めなければならないと思います。
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