2017-08

2015年11月18日(水)(№1308)

 こんばんは。
 福島市に滞在中ですが、今日の天気は、曇りのち雨、16.6℃でした。

【第10回全国市議会議長会研究フォーラム】

 今日は午後から、全国市議会議長会研究フォーラムが福島県文化センターで始まりました。
 毎年1回、各市持ち回りで開催されており、今年は全国から2000人以上の市議会議員が参加しています。

 1日目のプログラムは、まず、熊本県立大学理事長の五百旗頭真(いおきべまこと)氏により、「大震災からの復興と備え」と題した基調講演が行われました。

写真 2015-11-18 13 23 31

 五百旗頭氏は講演で、東日本大震災の被災状況と阪神淡路大震災のそれとを比較しながら、避難や救助について話され、住民の共助による被災者の救出状況は、地域コミュニティの存在の有無によるところが大きいというのが実情であり、震災に備えるためには、日頃からのコミュニテイづくりが必要だとの認識を示されました。


 続いて、「震災復興・地方創生の課題と自治体の役割」をテーマにパネルディスカッションが行われました。

 パネルディスカッションでは、東北大学大学院経済学研究科教授・大滝精一氏、花巻市コミュニティアドバイザー・役重眞喜子氏、首都大学東京准教授・山下祐介氏、東京大学公共政策大学院教授・金井利之氏、福島市議会議長・高木克尚氏がパネリストを務めました。

 地方創生に関しては、パネリストがほぼ一様に国のやり方に異議ないしは疑義を唱えている立場のようでした。

 つい最近、山下氏と金井氏の共著である「地方創生の正体」を読んだばかりだったこともあり、お二人の話は内容がよく理解できました。


写真 2015-11-18 14 47 50


 山下氏の「国は人口減少が問題だというくせに、若年層が結婚や子育てをしようと思えるような政策を取っていない」という批判や、金井氏の「国が人口減少や地方活性化を言い出したので、自治体をはじめみんなが問題だと思ったのではない。すでに自治体は地域振興などの取り組みをしてきたのに、国は地方創生という言い方でそれを上書きしてしまった。そして地方創生の次は一億総活躍なるものを持ち出している。課題が解決・達成されないうちに次に目を向けさせるという具合だ。」とし、こんなことに付き合っているのではなく、本当の意味での地方創生に取り組むべきだ、という話は全くそのとおりだと、僭越ながら共感するものです。

 確かに、国は地方創生というものを持ち出し、あたかも地方のことを考えて政策を進めているように見せていますが、実際は全て自治体が不必要な競争までさせられながら計画を作っているのが実情だと言っても過言ではありません。

 ましてや取り組み期間も5年間と、成果の有無も確認できるどうか分かりかねるような設定です。

 「地方創生」を地方議員の立場でどう見るべきかという点で、今日の研究フォーラムのパネルディスカッションは示唆に富んだものだったと言えると思います。
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函館市議会議員の「みちはた克雄」でございます。 ブログをご覧いただきありがとうございます。 函館市政や市議会のこと,私の活動のお知らせはもちろん,国や各都道府県・市区町村での出来事などについても私の考えをコメントさせていただきます。

プロフィール

函館市議会議員 道畑克雄

Author:函館市議会議員 道畑克雄
1961年札幌市生まれ。
少年期を千歳市で過ごし,1974年函館市民に。
1980年函館東高卒業。同年より,函館市役所に勤務。
2006年退職。
2007年函館市議会議員に初当選。現在3期目。
所属会派~「民主・市民ネット」(会派幹事長)
市議会民生常任委員、議会運営委員。
民進党北海道第8区総支部副代表

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