2017-10

2015年7月28日(火)(№1195)

 こんばんは。
 今日の函館の天気は、雨のち曇り、最高気温25.2℃でした。
 午前中は激しい雷雨でした。

【参議院平和安全法制特別委員会】

 安保関連法案の参議院での審議が、昨日から始まりましたが、今日は安倍首相も出席しての質疑でした。

 午後から中継を観ましたが、福山参議の質疑がとても解りやすいと感じました。

 福山参議の質疑は、基本中の基本である集団的自衛権の行使容認と憲法との関係について、従前から現行憲法下ではできないとしてきたものが、なぜ、できることになるのかと、安保関連法案の違憲性をあぶり出すような質問で、まず明らかにして欲しいと思っていた点を追及するストレートなものでした。

 政府側は、限定的なら行使できる集団的自衛権があるという結論にたどりついたと言いますが、その根拠とされる砂川判決にしても、政府のいうようなことに触れているわけではなく、勝手な解釈をして、都合の良い結論を導き出しているにすぎません。

 つまり、理論的に追って行けば政府側の言うような結論にたどりつけるのではなく、結論を先に决め、そこに合わせるようにこじつけているだけなのです。

 安倍首相は、集団的自衛権も個別的自衛権も自衛権に変わりはないという言い方をしますが、集団的自衛権は、名称に自衛権とついてはいますが、内容は自分の国が攻撃されていなくても、自分たちを守るためだと何らかの関係性を主張して、他国を守るために行う攻撃、つまり「他衛」です。

 だからそのままでは日本が行使することは認められないため、新三要件なるものを編み出し、日本が存立の危機にあるときに行使できる限定的なものだという論法を造り出したのです。

 しかし、存立危機についての客観的な判断基準はありませんから、当然にして客観的に「限定的な集団的自衛権の行使」などという概念も成立せず、結局は憲法が禁止してきた集団的自衛権の行使を可能にしようとする内容にほかなりません。

 こういう状況ですから、どう言い募っても憲法との整合性は見いだせるはずはなく、福山参議も今日の質疑でおっしゃっていましたが、本当に安保関連法案の制定が必要だというなら、やるべき作業はまず正しい手続きで憲法を改「正」することだということになります。

 つまり、現行憲法下で、提案されている安保関連法案は制定できない、ということになります。

 参議院での審議は始まったなかりですが、廃案に向けた審議に期待したいと思います。
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函館市議会議員の「みちはた克雄」でございます。 ブログをご覧いただきありがとうございます。 函館市政や市議会のこと,私の活動のお知らせはもちろん,国や各都道府県・市区町村での出来事などについても私の考えをコメントさせていただきます。

プロフィール

函館市議会議員 道畑克雄

Author:函館市議会議員 道畑克雄
1961年札幌市生まれ。
少年期を千歳市で過ごし,1974年函館市民に。
1980年函館東高卒業。同年より,函館市役所に勤務。
2006年退職。
2007年函館市議会議員に初当選。現在3期目。
所属会派~「民主・市民ネット」(会派幹事長)
市議会民生常任委員、議会運営委員。
民進党北海道第8区総支部副代表

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