2013-05

2013年5月31日(金)(№407) 「インフレで私たちの収入は本当に増えるのか?!」

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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は23℃でした。
 暑いと感じるくらいの天気でした。

【「インフレで私たちの収入は本当に増えるのか?!」】

 党務で札幌に来ました。
 表題の「インフレで私たちの収入は本当に増えるのか?!」は,先ほど札幌に向かうスーパー北斗の中で読んできた本のタイトルです。
(佐々木融著 ダイヤモンド社)

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 日本銀行での勤務を経て,現在は,JPモルガン・チェース銀行に勤める著者が,デフレ脱却をめぐる6つの疑問に答えます。

①日銀がお札を刷れば,財布の中の1万円札は増える?
②問題はデフレで,その克服のためにインフレを目標にする?
③日銀が国債を引き受けるとハイパーインフレになる?
④円安誘導のインフレで日本経済は復活できる?
⑤インフレターゲットを採用すればインフレになる?
⑥日本国債は日本人が保有しているから売られない?
などの疑問について,銀行での勤務の経験も交えて解説。

「日銀がお金を発行しても,各民間銀行が日銀に保有する当座預金残高が増えるだけだ。経済の活性化につながる,企業や個人の貸し出しには直結しない。企業も個人も,自分の預金額以上のお金は原則として引き出せないし,借入意欲が低いからだ。だから,日銀がお札を刷っても,みなさんの財布の中の1万円札が増えない。(そもそも,日銀はお札を刷れない)。」

「本来の課題はデフレではなく,その原因たる(製品やサービスに対する)需要がないことであり,政策のテーマは需要の創出だ。日本の家計が保有する金融資産の半分以上は現金・預金であり,需要が増えない中でインフレ率だけ上昇したら,経済的弱者の生活は悪化し,貧富の格差は拡大する。」

 今は,何となく期待だけが先行している感がありますが,このままいくと私たちの生活はどうなるのでしょうか。

 次は,同志社大学大学院の浜矩子教授が書かれた「アベノミクスの真相」を読もうと思います。
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2013年5月30日(木)(№406) 「南北海道自然エネルギープロジェクトの総会に出席」

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 今日の函館の天気は雨のち曇り,そして晴れ,最高気温は19℃でした。

【南北海道自然エネルギープロジェクトの総会】

 今日は,会員として参加している「NPO法人 南北海道自然エネルギープロジェクト」の総会に出席しました。

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 南北海道自然エネルギープロジェクトについては,同法人のホームページでは次のように紹介されています。
(以下,引用)
「地球温暖化も困るし、原発が増えるのも不安。気軽に無理なく環境にやさしい何かができたら………」こんな思いでいる人は、おおぜいいるのではないでしょうか。南北海道自然エネルギープロジェクトは、誰でも無理なく地球保全に貢献できる、風力や太陽光などの自然エネルギー普及のために取り組む組織です。そして発電所づくりのための基金がエネファンドです。
 私たちはそうした実践をとおして、温暖化も原子力もない未来のための、社会制度づくりを目指します。
(以上,引用終わり)

詳しくは,同法人のホームページをご覧ください。
http://www.enepro.net/

 総会では,2012年度の事業報告のほか,2013年度の事業計画として,次の項目が確認されました。
①きじひき高原における風力発電の建設機会を探る,木質バイオマス普及のためのプロジェクトを計画する,太陽熱温水器のモニター試験を行う,
②環境省の家庭の省エネ事業への協力,
③エコタウン函館を推進するための調査・企画
④会員の増,学生など若い世代と連携した活動
⑤大間原発,六ケ所再処理工場の反対運動への協力

2013年5月29日(水)(№405) 「自転車走行と交通安全」

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 今日の函館の天気は曇りのち雨,最高気温は18℃でした。

 午後から雨となり,時間の経過とともに降り方も強くなったため,予定していた外回りなどは中止せざるを得ませんでした。
 良い天気の日がなかなか続きません。

【自転車走行と交通安全】

 今日の新聞に,函館市や函館中央署などが,綾北高校で自転車の乗車マナー向上を呼びかける街頭指導を行ったとの記事が掲載されていました。
 これまでにも,市内の他の高校や,あるいは他の場所で高校生を対象に乗車マナーの指導が行われているようです。

 昨年,市内で自転車に乗って事故に遭い負傷した人は184人で,このうち高校生が52人とのことです。
乗車マナーは高校生だけの問題でありませんが,このように占める割合が高いことも,こうした指導に繋がっているのでしょう。

 特に歩道を自転車で走るときなどは,歩行者や他の自転車との接触事故に気をつけなくてはならないと思いますが,一方で,携帯電話を見ながらや操作しながら,また,ヘッドフォンをつけたままという様子をときどき目にします。

 自分の経験では,自転車が歩道を走ることによってヒヤリとさせられることも少なくありません。
クルマで歩道を横切る形で通りに出ようとするときなど,当然,歩道の手前で一時停止して左右を確認しますが,建物などのせいで見渡せる範囲が限られている場合など,一時停止し誰もいないと思って発進しようとすると,自転車がいきなり視界に飛び込んでくるということもあり,接触しそうになったこともあります。自転車のスピードが出ているときなどは,さらに危険が増します。

 また,歩道を走行してきた自転車が,交差点を横断しようとする際,横断歩道を走行して横断すると,同様にクルマとの接触の可能性が高まると言えます。

 特にここ数年,自転車はどこを走るべきなのかが議論となり,市内でもモデル地区が指定され,歩道に自転車走行レーンが設置されたりしていますが,最近は,自転車は軽車両であることを再確認し車道走行を基本とするという考えも出されています。
 自治体によっては,車道に専用レーンを設けたりしているところもありますが,函館市では,なかなか簡単にいかない状況のようです。

 これまでも,自転車の走行については,議会でも何度か質問しましたが,今のところなかなか決め手がない状態です。

2013年5月28日(火)(№404) 「函館市 小型家電リサイクル 調査のための回収を実施」

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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は20℃でした。
 今日も良い天気でした。

【函館市 小型家電リサイクル 調査のための回収を実施】

 今年4月1日から,不要となった小型家電のリサイクル制度が施行されています。
 小型家電から貴金属やレアメタル(稀少金属)を回収し,再利用するのが狙いですが,制度に参加するかどうかは自治体の判断に委ねられています。

 市のホームページに,小型家電の再資源化の課題について検討するため,6月1日~11月30日まで,市内の公共施設に回収ボックスを設置し,試験的に無料で回収する調査回収を実施する,というお知らせがアップされています。

 報道などによると,使用済み小型家電は,環境省の推計では,年間約65万トンが発生し,自治体は大半を燃えないごみとして埋め立て処分しているとされています。
 しかし,各地で処分地の確保が困難になっているほか,アジア地域で日本から流出した廃家電が不適正な処理により環境問題になっていると伝えられています。

 このような状況から,新たなリサイクル制度として,昨年8月に「使用済み小型電子機器再資源化法」という法律ができました。
 新制度は,参加する市町村が,回収ボックスなどを設置して,住民から小型電子機器を集め,国が認定業者に引き渡すという内容です。
 中間処理施設での処理後,精錬所で金属が取り出され,メーカーが再利用することになります。

 始まったばかりの制度ということもあって,全国的には,小型家電の回収など集める方法をどうするのか,また,回収量によっては,輸送コストが見合わないといった課題もあるようで,効率的に回収するしくみをいかにつくるかがポイントであり,当然,委託先となる業者の選定も重要な課題となるようです。

 道南では18町のうち回収に取り組んでいるのは江差や八雲など7町と伝えられています。
 函館市は,2013年度に実証実験を行うとしていたところですが,調査回収により制度導入に向けた課題を整理すると伝えられています。

2013年5月27日(月)(№403) 「議会改革 ハードとソフト」

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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は20℃でした。
 日中は汗ばむくらい暖かい一日でした。

【議会改革 ハードとソフト】

 毎日新聞のインターネットサイトに,武雄市議会の取り組みとして次のような記事が掲載されていました。
(以下引用)
「佐賀県武雄市議会は27日、聴覚障害者が議場での質疑応答をすぐに文字で理解できるよう、6月議会から本会議での全ての発言を文字通訳(同時反訳)し、インターネットを通じて公開すると発表した。同市議会事務局によると、全国初の試みという。

 市によると、市は執行部と議員の全発言の音声データを、インターネット関連会社『アイセック・ジャパン』(沖縄県うるま市)に送信。瞬時に文字化してもらい、市のフェイスブックに掲載する。本会議中、フェイスブックにアクセスすれば、誰でも無料で読むことができる。文字通訳の費用は年間360万円。

 これまで聴覚障害者は、議会終了の1カ月後に発行される議事録を閲覧していたという。議会事務局は『聴覚障害者の要望に応えた』と述べた。」
(以上引用終了)

 武雄市は佐賀県にある市で,人口は約5万1千人,議員定数は26人とされています。
 市役所はfacebookを積極的に導入し,市のホームページもfacebookを利用しているようです。

 市議会の本会議の様子もユーストリームでインターネット配信されています。ユーストリームというのは,インターネットで生中継ができるサービスのことですが,3月定例会の様子が保存されていたので見てみました。

 当たり前ですが,議場で,議員が質問し,市長などが答弁しています。函館市議会でも導入した一問一答制のようです。
 ただ違うのは,議場にモニターが設置されており,議員も市長も,発言の趣旨やあるいは統計資料などをパソコンからそこに映しながら,やりとりをしているという点です。

 前置きが長くなりました。
 新聞の記事になった件も含め,これらが全ていいかどうかは賛否両論があるだろうと思いますが,私は,函館市議会も,少しこうしたことを考えていかなければならないのではと思っています。

 函館市議会は,質問でフリップ等を使用する場合には,縮小版でいいのですが紙に印刷したものを150部提出して,議員,理事者,傍聴者に配付することになっています。
 これは,フリップが見える範囲が限られているためです。
 最近決めたことですが,それまではなかったことなので,一歩前進と言えば前進ですが,やはり手間暇を考えると議場に映し出すという方法も検討すべきかと思います。

 議会は言論の府なので,そうしたものを使うときは最小限にという意向も議員間にはあるようで,議事録には掲載できないからというのも理由のひとつであるようです。
 しかし,議事を映像で記録し保存するとしたら解決できる問題です。

 もっとも,そう費用をかけられる状況でもないので,右から左にとはいかないと思いますが,わかりやすく開かれた議会であるためにはどうすればいいのかという視点で,いろいろな課題について,多角的に検討してみることが必要だと思います。

 表題に「ハードとソフト」と書きましたが,ソフトの部分については,また別の機会に改めて書きます。

2013年5月26日(日)(№402) 「憲法改正 国民投票を行うために96条改正が必要?!」

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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は15℃でした。
 気温は思ったほど上がらなかったようですが,青空が広がり気持ちの良い天気でした。

 午後は,市内で開催された,おおさか誠二前衆議院議員の連合後援会の総会に出席しました。

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 逢坂誠二前衆議院議員からは,国政に復帰し,また多くの仕事をしなければならないと,決意が話されました。僭越ながら,私もしっかりと支えていかなくてはと思います。

 総会では,活動報告や新役員,活動方針など提案され,さらに活動を充実させていくことが確認されました。

【憲法改正 国民投票を行うために96条の改正が必要?!】

 今日も憲法の話で恐縮です。
 読売新聞のインターネットサイトのニュースによると,自民党の保利耕輔憲法改正推進本部長は25日,佐賀市内で開かれた党の会合で、憲法改正の発議要件を緩和する憲法96条改正を先行して行うべきだとの考えを示し,「国民投票をするためには,どうしても96条の改正条項を緩和する必要がある。それでなければ,憲法改正は今までできなかったと同じように,未来もできないだろう。」と述べた,と伝えられています。
(新聞報道なので内容に過不足があるかもしれません),

 憲法96条は,「この憲法の改正は,各議院の総議員の3分の2以上の賛成で,国会が,これを発議し,国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には,特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において,その過半数の賛成を必要とする。」となっています。

 結局,保利氏は,改正するためには国民投票をしなければならないが,改正のための国民投票ができないのは96条の3分の2以上という規定があるからで,それが国民の権利を奪っている,という論理を主張しているのでしょう。
 当たり前ですが,安倍首相と同じことを言っており,改憲勢力が3分の2以上になるのは難しいと考えているのか,問題のすり替えを行っているに過ぎません。

 ブログに何度も書きましたが,96条は,単に改正手続きの方法が書かれているのではなく,日本国憲法は,そう簡単には変えられない憲法であるという性質,つまり硬性憲法であることを規定しているものであり,これは変えてはなりません,というより変えられません。

 変な言い方ですが,政治家としては,有権者に「憲法を改正したいと思っています。ですから,改正に賛成する議員が3分の2以上になるように投票してください」と訴え,正々堂々と改憲勢力が3分の2以上となることをめざすのが本来ではないでしょうか。

2013年5月25日(土)(№401) 「NPO法人ウィメンズネット函館の総会が開かれました」

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 今日の函館の天気は曇り一時雨,最高気温は15℃でした。

【「NPO法人 ウィメンズネット函館」の総会に出席しました。】

 今日は,午前中に市内の青年センターで開催された「NPO法人 ウィメンズネット函館」の2013年度総会に出席しました。

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 同法人は,女性の人権侵害を拒否し,自立と地位の向上をめざし,差別と偏見のない平等な世界の実現に寄与することを目的に,DVの相談や,DVから逃れてきた方を保護するシェルターの運営,またその入居者への支援などを行っている団体です。

 総会には,会員でもある逢坂誠二前衆議院議員や高橋とおる道議会議員も参加されておりました。

 実は,ウィメンズネット函館は,10年前にNPO法人となったのですが,このときに自分も法人の定款をつくるなどのお手伝いをさせていただきました。
 今日の総会でも定款が配付されましたが,読んでいると,当時のウィメンズネット函館の事務所が置かれていた某アパートの2階の部屋で,定款の案文を作っていた日々を思い出しました。

 当時は,まだNPOというものがそれほどポピュラーではありませんでしたが,市民活動のなかまとNPO推進道南会議という団体をつくり,NPOの普及啓発のほか,市民団体からの相談にのるなどの活動をしていましたが, そうした中で,ウィメンズネット函館から法人化の作業を依頼されました。
今もNPOへの協力・支援活動は行っていますが,そのときのことが原点になっているのだと思います。

 地域におけるサービスの供給などという点では,NPOは重要な位置を占めるようになっていますが,活動資金の調達などの面ではまだまだ十分とは言えないところも多いのが実情です。
そのようなこともあって,前政権のもとで自治体の条例で指定されたNPOへ寄付すると税控除が受けられるという制度ができました。
 適用させるには自治体で条例を整備する必要があるのですが,北海道や函館市はまだ体制が整っていません。昨年,一度,市議会の本会議で質問したことがありましたが,条例整備を急がなくてはと思います。

2013年5月24日(金)(№400) 「憲法第96条は改正できない!?」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は15℃でした。

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 我が家の玄関先のチューリップがようやく咲きました。
 以前住んでいた方が植えたらしく,自分が住んでからは何も手入れをしていないのですが,それでも毎年,花を咲かせています。

【憲法第96条は改正できない!?】

 今日の新聞で,憲法第96条改正に関する団体の会合の様子が伝えられています。
 96条改正に反対する大学教授などでつくる「憲法96条の会」では,いわゆる護憲派の教授だけではなく,改憲派とされる小林節慶応大教授も参加され,「96条改正は改憲でなく,憲法破壊だ。改憲論議の全体がぶち壊される。」と,改憲派の立場で発議要件を緩和することには反対する同教授はこう切り捨てた,と伝えられています。

 96条の改正が議論されていますが,憲法は,その憲法が定める手続きさえ踏めば,どのような内容にでも改正できるのでしょうか?

 最近,憲法に関する本を何冊か読みましたが,憲法改正は憲法制定と異なり,憲法の継続性が前提となっているとして,改正には限界があると考える改正限界説が通説となっているようです。

 具体的には,国民主権,基本的人権の尊重,平和主義といった三大原理といわれるものは変えられないと考えられているようです。
 特に国民主権は,憲法改正自体が国民主権の理念にもとづいて定められているので,改正によって国民主権を変更できないのは当然だと言える,ということになるようです。

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「伊藤真の日本一わかりやすい憲法入門」では,次のように解説されています。
(以下引用)
「憲法改正が国民主権の表れだとしても,それは最初の憲法制定とイコールではありません。あくまで憲法改正は,最初の憲法を制定したときの国民から後世の国民に対して,憲法を改正する権限が与えられているに過ぎず,だからこそ,憲法のあらかじめ定める手続に従ってしか改正することはできないのです。(-中略-)
 憲法の改正条項それ自体を改正することは,憲法制定時の国民から現在の国民に対して与えられた憲法改正の権限の内容を現在の国民が変更するということですから,これも許されないと考えられています。」
(以上,引用終わり)

 ここ何日かは,安倍首相の憲法改正の声をあまり聞かないように思えますが,自民党は参議院選挙の公約で96条の先行改正には言及しない方針を固めた,とされています。
 そして憲法改正については,党の憲法改正草案を基にした改憲に向けて,①平和主義などの憲法3原則の継承,②天皇の元首化,③国防軍の創設,④緊急事態条項の新設,などをうたうことになると伝えられています。

 自民党の改憲草案を基にしてということなら,現行憲法の国民主権や平和主義,基本的人権の尊重の3原則とは相容れないのではと思うのですが,立憲主義や憲法とは何かを理解していないと思われる自民党は,二律背反だとは考えないのでしょうか。

2013年5月23日(木)(№399) 「函館市議会 臨時会を開会」

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 今日の函館の天気は曇り一時雨,最高気温は16℃でした。

【函館市議会 臨時会を開会】

 今日は,函館市議会では臨時会が開かれ,一般会計補正予算などの議案の議決のほか,議会の各役職が改選されました。
 私は,議会の議事運営やあり方などを協議する議会運営委員会の副委員長に選任されました。

 議会の役割やあり方が焦点になっていると感じていますが,自分の活動目標でもある「市民に開かれたわかりやすい議会」を目指して,副委員長としての任を果たせるよう努力したいと思います。

 臨時会の議事内容等については以下のとおりです。

1 臨時会に提案された議案については,原案どおり可決されました。
(1)議案第1号 平成25年度函館市一般会計補正予算
(2)議案第2号 平成25年度函館市国民健康保険事業特別会計補正予算
(3)議案第3号 平成25年度自転車競争事業特別会計補正予算
(4)議案第4号 函館市国民健康保険条例の一部改正について
(5)議案第5号 専決処分の報告について

2 議会の役職の改選・選任等について
(1)議長の改選
(2)副議長の改選
(3)議会運営委員会 委員の選任と委員長・副委員長の選任
(4)監査委員の選任
(5)函館湾流域下水道事務組合議会議員の選挙
(6)函館圏公立大学広域連合議会議員の選挙
(7)函館市農業委員の推薦
(8)各常任委員会 委員の選任と委員長・副委員長の選任
(9)ほか各委員会の委員の選任
 ①函館市表彰審議委員会,②函館市文化賞審議会,③函館市民生委員推薦会,④函館市都市計画審議会,⑤函館港地方港湾審議会,⑥椴法華港地方港湾審議会,⑦文化・スポーツ振興財団評議員

2013年5月22日(水)(№398) 「函館市 交通料金助成の2012年度実績を公表」

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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は18℃でした。

【函館市 交通料金助成の2012年度実績を公表】

 今日の新聞にも掲載されていますが,函館市の障がい者と高齢者向けに市電とバスの乗車料金の半額または全額を助成する交通料金助成制度の2012年度の利用実績が公表されました。
 2011年度までは助成額に上限はありませんでしたが,助成が乗車実績に基づいていないとの指摘や,財政上の理由から制度が見直され,2012年度から新たな制度で実施されています。

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 見直しの際には,特に70歳以上が対象となる高齢者への助成のあり方について,議論になりました。
 結果的には,1人あたり年間6千円の助成となりましたが,実績としては,乗車カード購入が半額助成となる助成券を受け取ったのは,対象者の55%の3万4075人とのことです。

 そのうち,上限額まで使った人は59%,助成券を受領しても1枚も使わなかった人は22%で,実際に乗車カード購入に使われたのは1億3493万円と,当初予算より24%少なかったとされています。

 この結果について,少し前に,新聞報道などで,冬場の天候のせいなどで外出を控える人が多かったのではという分析が伝えられていました。
 実際のところは,利用者にアンケートでもとって調査しないと判明しないと思いますが,今後の制度運用のためにも事情を把握したほうがいいのではないかと思います。

 助成券を上限額まで使った人については,実際に乗車料金としてどのくらい使ったのかも把握したほうがいいのではないでしょうか。
 2012年度助成実績は,当初予算より24%少なかったとのことですが,今後もこのような傾向が続き,かつ財政的に同額程度を計上できるなら,1人あたりの上限額を引き上げられないか検討してもいいのではないかと思います。

 また,バスや電車の路線を含め,交通政策自体も見直しされることになっていますが,将来は,市民の公共交通利用を活発化することで料金収入を増やし,市が助成しなくても,運賃自体を,例えば障がい者は無料,高齢者は半額,などという料金設定にできるようになればいいなと思っています。

2013年5月21日(火)(№397) 「函館市議会 議会運営委員会を開催」

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 今日の函館の天気は曇り,最高気温は18℃でした。
 暖かく感じる天候の一日でした。

【函館市議会 議会運営委員会を開催】

 今日は,函館市議会では,議会運営委員会が開催されました。
 本日の議題は,5月23,24日に開かれる市議会臨時会の議事内容についてでした。

1 臨時会に提案される議案は次のとおりです。
(1)議案第1号 平成25年度函館市一般会計補正予算
(2)議案第2号 平成25年度函館市国民健康保険事業特別会計補正予算
(3)議案第3号 平成25年度自転車競争事業特別会計補正予算
(4)議案第4号 函館市国民健康保険条例の一部改正について
(5)議案第5号 専決処分の報告について

2 議案の内容について
(1)議案第1号は,緊急雇用創出推進事業(起業支援型雇用創造事業の追加事業)が行われることになったため補正予算が組まれることになったものです。
 具体的には以下の3事業で,予算額は 3742万円が計上されています。
  ①女性の在宅ネットワーク支援モデル事業
  ②地域小規模商業者等情報発信事業
  ③学校ICT活用支援事業

(2)議案第2号は,平成24年度の決算において,収入が不足するため,平成25年度から補填しようとするものです。(繰上充用といいます)
 平成24年度の歳入は348億6951万2千円,歳出は351億2382万6千円で,収入が2億5431万4千円不足となりました。
 これは累積赤字も含まれていますが,平成24年度単年度では,2億1115万7千円の黒字となっています。

(3)議案第3号も,2号と同じく繰上充用です。
 平成24年度の歳入は181億7043万2千円,歳出は188億1043万2千円で,収入が6億3千万円不足となりました。
 これも累積赤字が含まれていますが,平成24年度単年度では,2314万5千円の赤字となっています。

(4)議案第4号は,国民健康保険料の算定に関わる基準の見直しの条例改正案です。

(5)議案第5号は,市が管理する施設で起きた自動車物損事故への損害賠償などについての専決処分の報告です。
(専決処分とは,本来議会の議決が必要な事項について,議会閉会中などで議会を招集して諮る時間などがない場合に限り,議決を経ないで首長が決定することです。)

3 この他,この間の申し合わせにより,臨時会に合わせて市議会の各役職を改選することを確認しました。

2013年5月20日(月)(№396) 「函館市議会 民生常任委員会を開催」

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 今日の函館の天気は曇りのち雨,最高気温は14℃でした。
 さほど気温も上がらず,ときおり雨も降るぐずついた天気でしたが,風がなかったせいか比較的穏やかに感じる天候でした。

【函館市議会 民生常任委員会を開催】

 今日は,函館市議会で,民生常任委員会が開催されました。
 本日の議題は,前回の委員会で継続審査とした陳情4件と,この間調査案件としている「産業廃棄物処理施設設置計画」についてでした。

<1 陳情の審査について>
(1)継続審査としていた陳情は次のとおりです。

①陳情第9号 函館の保育・学童保育,子育て支援の充実を求める陳情
(継続分は,学童保育に関する事項)

②陳情第20号 医療機関に搬送された患者の身寄り調査と引き取り手のないご遺体の対応を求める陳情

③陳情第22号 福島第一原発事故による放射能の影響を恐れて福島県からの避難者に関する「福島こども安心基金」創設の陳情

④陳情第23号 函館の保育,子育て支援の充実を求める陳情
(継続分は,子どもの医療助成費の充実化,保育士の賃金・労働条件改善への指導,公立保育園の存続)

(2)審査の概要・結果は次のとおりです。
①~継続審査とする。
理由:国で子ども子育て支援関連法が制定されたことによって,児童福祉法も改正され,市で学童保育に関する基準を条例で定めることとされたが,それに向けた基準の内容が国から示される予定であり,それを待って審査を進める必要があるため。

②~不採択とする。(全会一致)
 理由:陳情に記載されている内容について,市側と陳情提出者とで話し合いが持たれ,現行の国の制度や法律上,対応が可能なものは市としても対応していくことが確認されたが,陳情の文章には,法令上対応が不可能なものについても対応を求める旨が書かれており,陳情書の構成上の点からは不採択とせざるを得ないと判断されるため。

③~継続審査とする。
 理由:先般,陳情提出者から取り下げる旨の申し出があった。本日の委員会には間に合わないが,取り下げの意思を尊重し取り下げの手続きを待つことにし,継続審査扱いのままとすることとした。

④~継続審査とする。
 理由:①に述べたように子ども子育て支援関連法の制定による国の今後の施策の動向を見極める必要があるため。

<2 「産業廃棄物処理施設設置計画」について>
 設置計画の申請にかかる専門委員会の第3回委員会が開催され,その内容が公表されましたが,その内容について,各委員から質問がありました。

 なお,今日の委員会が,現体制での最後の委員会となることから,この設置計画について,引き続き調査案件とするか否かを協議しました。
 取り扱いについては,次の新体制での民生常任委員会に委ねることとし,現体制としては今日をもって調査は終結とする旨を確認しました。

 以上が,今日の民生常任委員会の内容です。
 今週は,5月23日から市議会臨時会が開かれ,議会の各役職などを改選するほか,委員会構成なども新しい体制となります。

2013年5月19日(日)(№395) 「空手の大会を観戦してきました」

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 今日の函館の天気は晴れのち曇り,最高気温は15℃でした。
 昨日ほど暖かくは感じませんでした。

【空手の大会を観戦してきました】

 今日は,市内の中学校の体育館で行われた「第7回チャレンジカラテトーナメント道南大会」という空手の大会を観戦してきました。
 毎年,この時期に開かれている大会ですが,3年前から大会長や大会顧問などを務めさせていただいています。
今日は,幼児から中学3年生まで,札幌方面などからも参加があったようですが,約140名の選手が熱戦を繰り広げました。

 空手は流派によって試合の形式が違うようですが,この大会は,ヘッドプロテクターをつけ,手,膝,足の甲には,クッション材入りのサポーターをつけて,相手を直接,突く,蹴るという形です。

 試合時間は,1分30秒で,その間は休む間もなく,突きまくる,蹴りまくるといった状態です。試合を終えた選手を見ると,みんなハアハアと息を弾ませている様子からして相当ハードなことがわかります。
また,クッション材入りのサポーターをつけているとは言え,突かれたり,蹴られたりというのはやはり痛いようです。

 小学生低学年までの試合は,何となくかわいらしく,見ていると微笑ましくさえ思えますが,高学年以上の試合になると技にスピードやパワーもあり,迫力満点です。
 時々,あたりどころが悪くて,泣きだしてしまう子どももいたりしますが,果敢に試合をする姿を見ていると,何かに打ち込むというのはやはりいいものだなと改めて思いました。

2013年5月18日(土)(№394) 「憲法学習会 自民党の改憲草案とは」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は17℃でした。
 今日も気持の良い天気でした。

【憲法学習会 自民党の改憲草案とはどのようなものか?】

 今日は午後から,道南地域平和運動フォーラムという団体が主催した憲法学習会に参加しました。
 講師は,日本体育大学の清水雅彦准教授で,憲法学が専門の先生です。
 演題は「安倍自民党政権の改憲論を斬る」でした。

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 今,憲法96条の改正が焦点になっていることはご案内のとおりですが,自民党は野党時代の2012年4月に改憲草案を作成しています。
 国民に義務を課すような内容が多く,憲法は国民が権力を縛るものであるということを分かっていないのではないかという批判もあります。

 しかし,参議院選挙の結果次第では,この草案が全部か一部かは別にしても,憲法として定められることになる可能性があるとしたら,その内容はきちんと見ておかなくてはならないと思います。

 その特徴としては,復古主義的な内容であり,天皇を元首とすることや,国防軍の創設,人権制約などというのが基本になっており,前文も,現行憲法の特徴である,戦争の反省と平和的生存権などが削除されています。

 国防軍や自衛権の行使に目がいきがちなのですが,他の条文にも巧妙とも言える仕掛けが施されています。
例えば,現行憲法の第22条は,「何人も,公共の福祉に反しない限り,居住,移転,及び職業選択の自由を有する」とありますが,自民党草案では「何人も,居住,移転及び職業選択の自由を有する」となっています。

 「公共の福祉」というのがなくなっていますが,どういうことになるでしょうか。
 公共の福祉とは,人々の,民衆の福祉ということであり,人々の権利がぶつかるときは調整します,ということです。
 企業活動などは,今は独占禁止法というものがありますが,公共の福祉という考え方がなくなれば,あとは全て自由に競争してくださいということになります。
 より新自由主義が進むことになるかもしれません。

 地方自治も自民党草案のとおりになれば,国と地方の役割分担のあり方がかわり,地方は国政にものをいうことができないということにもなりかねません。
 また,財政の健全性の確保という条文もありますが,それを盾に地方への交付税もさらに抑制されるなどということも想定されます。

 家族関係にも国家が関与することが考えられます。
 封建時代は,公私の区別もなかったのが,近代では公私を分離して,国家は私の部分には関与しないという流れになっています。
 しかし,自民党草案では家族は助け合うとされ,例えば福祉における公助を後退させ家族による自助の推進など,新自由主義的な発想につながるかもしれません。

 このように自民党草案は,何かと問題の多いものであることが説明されました。
 改正手続きを緩和しようとする96条改正の問題をはじめ,自民党草案によって憲法が改正されないように,国民は憲法についてきちんと考えなくてはなりません。

2013年5月17日(金)(№393) 「憲法96条改正問題 安倍首相に言及する権限はない!?」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は19℃でした。
 久しぶりに朝から青空が広がり気持のよい天気でした。

【憲法96条改正問題 安倍首相に言及する権限はない!?】

 5月14日の参議院予算委員会で,安倍首相は憲法改正について,次のように述べたとされています。
(以下,FNNのサイトのニュースを引用)

「96条についても,反対の方の意見の方が今,多いのも事実であります。たとえ今,3分の2で、これを国民投票に付したところで,これは否決されるわけでありまして,これこそまさに,私は民主主義なんだろうと思うわけでありますし,つまり、その中において,わたしたちも,国民の意思を尊重するべきだろうと(略)」
(引用終わり)

 この答弁を機に,安倍首相の憲法96条改正に向かう姿勢が少しトーンダウンしたという受け止めをしているマスコミもあるようで,産経は,「安倍首相,96条改正はどうした」というタイトルで発議要件の引き下げを参議院選挙の争点にして闘うことを促す記事を掲載しています。

 96条改正問題をめぐり,いろいろな議論が交わされているのですが,私は,この間,種々の議論を聞く一方で,そもそも首相に憲法改正に言及する権限はないのではないか,と考えていました。

 焦点の憲法99条には,第1項に「この憲法の改正は,各議院の総議員の3分の2以上の賛成で,国会が,これを発議し,国民に提案してその承認を得なければならない。(略)」とあります。
つまり,改正を発議できるのは,あくまでも立法府の国会であって,首相が閣法(内閣が提案する法案)を提出するがごとく,憲法の改正に言及するのは権限外なのではないかと思ったのです。

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 最近,憲法に関する本を何冊か読み,とりわけ憲法改正ついては法理論的にどのように整理されるのかを調べていたのですが,「クローズアップ憲法」(小沢隆一編著,法律文化社)には次のように書かれていました。

(以下,「クローズアップ憲法」第18章~憲法改正と改憲問題,から引用)
<内閣による発議の可否>
 96条は,国会が憲法改正の発議を行うこととしている。それに先立って内閣が案を作成することができるかどうかが問題となる。2007年5月の法制化では,この点は「先送り」された。

 内閣総理大臣をはじめ大臣の過半数が国会議院である以上,「できない」とする実益はないとする議論もあるが,憲法改正案の作成にあたっては,①憲法の現行条規についての解釈,②(①の解釈を前提として)現行憲法の条規をもはや維持しがたいとの判断が必要となる以上,そうした解釈や判断が国会ではなく内閣のイニシアティブで形成されることは,憲法が想定していないと思われる。

 内閣は,国会との関係ではその憲法解釈に従うべきであり,それは,内閣を構成する大臣の「憲法尊重擁護義務」に含まれると見るべきである。以上のことから,内閣には憲法改正案の発案権はないと解するべきである。
(以上引用終わり)

 首相が国会答弁などの中で言及することの是非まで説明されてはいませんが,99条の憲法尊重擁護義務からして,先鞭を切って改正に言及するというのはあるべき姿ではないと考えたほうがよいのだろうと思います。

 憲法96条の意味や,それを変えることの是非は侃々諤々,議論されていますが,首相が発言していいのかどうか,その辺についての議論はあまりないように思われます。

 ここしばらくは,首相も96条改正についてあまり言わなくなるのかもしれませんが,7月の参議院選挙で改憲勢力が3分の2になったら,ただちにということも想定しなければならないかもしれません。
参議院選挙では,有権者の国家観,憲法観が問われることになると思います。

2013年5月16日(木)(№392) 「函館市学童保育連絡協議会の総会が開かれました」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は曇りのち晴れ,最高気温は16℃でした。
 風は少しありましたが,いい天気となった一日でした。

【「函館市学童保育連絡協議会」の総会が開催されました。】

 今日は,函館市学童保育連絡協議会の総会が開催され,ご案内をいただいたので参加してきました。
 
 学童保育連絡協議会というのは,市内の学童保育所22カ所が加盟し,学童保育に関する制度や保育所の環境改善などに取り組む団体です。

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 この協議会に加盟していないところも含めると,函館市の学童保育所は,現在47カ所あり,通所している児童は約1500人となっています。
少子化の時代と言われますが,学童保育の需要は年々増しており,今年度も,新たに2カ所が新設されたばかりです。

 学童保育所は,市(国)からの委託料と保護者が払う保育料で運営されていますが,保育料が所得に応じた金額でないなど,保護者にとっては負担が大きいという状況もあります。
 また,子どものお世話をする指導員の方の待遇・処遇も決して好条件とはいえません。
 これまでもこうしたことが課題となっていました。

 市では,学童保育に関する基準も定められていなかったので,昨年度,その基準づくりに着手したところでしたが,昨年8月,「子ども・子育て支援3法」が成立したことになどにより,児童福祉法も改正され,市町村で学童保育の設備や運営について条例で基準を定めなければならないこととされました。
 今後,厚生労働省から元になる基準の考え方が示される予定ですが,それを待って条例を制定することになります。

 学童保育は,子どもに関する他の政策などと比べると,制度の整備などが遅れていたことは否めませんが,今回の法改正を契機に,あるべき姿に近づけるよう求めていきたいと思います。

2013年5月15日(水)(№391) 「沖縄復帰から41年」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は曇り,最高気温は10℃でした。
 時々,雨もぱらつく肌寒い天気となりました。

【沖縄復帰から41年】

 今日5月15日は,沖縄復帰の日です。41年が経ちますが,あまり報道もされていないようです。基地問題をどうするかなど,いろいろ課題は多いのですが,昨日の橋下氏の慰安婦問題にかかる一連の発言の陰になってしまったでしょうか。

 今週,沖縄では,基地問題の解決などを求める「5.15沖縄平和行進」が取り組まれているのですが,こうしたニュースを報じているのも,新聞では沖縄タイムスや琉球新報,あとは地方紙が少しだけのようです。

 私も,16年ほど前に,1日だけですがこの行進に参加し,朝から夕方までかけて約26㎞を歩いたことを思い出します。
 この行進は,全国から労働組合や平和運動に取り組む人たちが参加しますが,行く先々で地元の方々が沿道に出て,声援を送ってくれたり,飲み物や果物などのおやつを用意してくれたりといったこともありました。

 また,第2次大戦中に集団自決のあったチビチリガマなどの戦跡も訪れましたが,それも決して忘れることができません。

 それにしても米軍基地問題や米兵による犯罪,不平等な地位協定など,これらの問題は,一体いつになったら改善されるのでしょうか。

2013年5月14日(火)(№390) 「大間原発 理解できないから建設中止を要請しているのですが・・・」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は曇り,最高気温は12℃でした。
 風がなく穏やかな天気でした。

【大間原発 理解できないから建設中止を要請しているのですが・・・】

 昨日の参議院予算委員会で,大間原発に関する質疑がありました。
 同原発は,昨年10月,事業者である電源開発が工事を再開しています。

 委員会では,「周辺自治体の声に応えて建設をやめるべきだ」との質問に,安倍首相は,「不安を持つ人がいるのは理解できるが,工事再開は事業者の判断だ」とし,「活断層の調査もされていない」との質問には,原子力規制委員会の田中委員長は,「第一義的には事業社が調査する」と答弁したと伝えられています。
 また,首相は,周辺自治体には理解してもらう努力をすると答弁したとされています。

 しかし,函館市長や函館市議会は,建設が理解できないから,各関係機関に建設中止を要請しているのです。
そもそも大間原発の建設許可は,2011年の福島原発の事故以前の2008年に出されているものです。状況が大きく変化したわけですから,少なくても新たな考え方で審査をし直すくらいの対応がなければならないはずです。

 経産相は,「出来上がった段階で,新しい基準に従ってチェックする」と述べたとされていますが,完成してから稼働できないという結論を下すはずはないと考えるべきでしょう。
 これらの答弁は「誠意のない」答弁だと言わざるを得ません。

2013年5月13日(月)(№389) 「超党派「96条改正議連」再始動 参加議員350人に!」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は11℃でした。
 風が強く肌寒い日でした。
 なかなか春が感じられる天気になりません。

【超党派「96条改正議連」再始動 参加議員350人に!】

 次のニュースが気になりましたので,今日も憲法のことを書きます。
 今日の産経のサイトに,載っていたニュースです。

 「憲法改正の国会発議要件を3分の2から過半数へ緩和することを目指す超党派の「憲法96条改正を目指す議員連盟」(96条議連)は13日、昨年の衆院選後初の総会を国会内で開き、再始動した。議連参加者は自民、民主、日本維新、みんな各党などから計約350人に達し、衆院選前を110人以上も上回った。96条改正の是非が争点となる夏の参院選に向け、改憲派が大きな一歩を踏み出した。」

「総会には各党の議員約100人が出席。規約変更を了承し、会長には自民党の古屋圭司国家公安委員長が選ばれた。また、中曽根康弘元首相が『96条をまず考える運動ができたことは憲法改正の門を開くものだ』とのビデオメッセージを寄せ、講師に招かれたジャーナリストの櫻井よしこ氏は『憲法改正をためらう理由はどこにもない。超党派で頑張っていただきたい』とエールを送った。
(以上,引用終わり)

 新聞報道ですから書き方に十分,不十分はあるかもしれませんので,総会がこのとおりだったかどうかはわかりませんが,こんなにも多くの国会議員が憲法96条を改正しようとしていることに驚きです。

 憲法は,国会議員の3分の2以上の賛成による発議がなければ改正できないことはもうご案内のことと思いますが,96条は単に改正手続きではなく,憲法が変えにくい,つまり日本国憲法は通常の法律制定の手続きよりも厳しくした憲法=硬性憲法であることを規定しているものです。
 そう簡単に変えようということにはならないはずなのですが,国会議員として認識は十分お持ちなのでしょうか。

 憲法改正について,その手続きも含め,昨日読んだ「伊藤真の日本一わかりやすい憲法入門」に次のように書かれています。

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「国民投票という直接民主制により国民自身の手で直接に行われる憲法改正も,無制限にできるわけではありません。確かに憲法を改正できるのは,自由に憲法を制定する権限を持っている国民ですから,憲法改正が国民の意思で決定される以上,どのように憲法を改正することも自由だと考えることもできそうです。

 しかし,憲法改正が国民主権の表れであるとしても,それは最初の憲法制定のイコールではありません。あくまで憲法改正は,最初の憲法を制定したときの国民から後世の国民に対して,憲法を改正する権限が与えられているに過ぎす,だからこそ憲法のあらかじめ定める手続きに従ってしか改正することはできないのです。そうすると,憲法を改正できる範囲も最初の憲法によって自ずと決まってくることになり,最初の憲法の本質を大きく変更するような改正は許されないことになります。」
(以上,引用終わり)

 改正というと,◯国では△回改正したのに日本は一度も改正してないのはおかしい,といった話が飛び交いますが,本当にそうでしょうか。

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 最近読んだ「9条どうでしょう」(ちくま文庫)に,改正回数が50回以上と一番多いであろうドイツの憲法改正について書かれていますが,ドイツの憲法には,「諸原則に抵触する憲法の改正は許されない」と定めた条文があり,重要な項目の改憲を厳しく禁じているそうです。
 改正のほとんどはドイツ連邦政府と各州の関係を定めた細かい条項がほとんどだとされています。

 もし憲法を改正したいというなら,まず,何をどう変えたいのか,つまり国のあり方を今後どのようなものにするのかという議論が必要だと思いますが,そのうえで,正々堂々と,改正に賛成する議員を3分の2集めたらいいのではないでしょうか。

2013年5月12日(日)(№388) 「テレビはなぜおかしくなったのか?」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は曇りのち晴れ,最高気温は13℃でした。
 午後からは青空も広がり陽も射し,少し春らしさを感じる天気となりました。

【テレビはなぜおかしくなったのか?】

 5月3日の憲法記念日に,9条を考える道南の会主催の集会に参加し,元日本テレビディレクターで法政大学教授の水島宏明氏の「いま,日本で起きていること ソフトファシズムと“憲法改正”」と題する講演を聞きましたが,同氏を含めジャーナリストや政治学者が書かれた「テレビはなぜおかしくなったのか」を読んでみました。

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 3日の講演では,お笑い芸人の母親が生活保護を受給していたことに端を発し,ニュース番組などで,裏付けのない思い込みの偏見・差別報道で,生活保護受給者=不正受給者というイメージを市民に刷り込み,生活保護=無駄遣いの象徴であるかのように思わせ,市民を分断する結果になったことや,これらの報道が,生活保護切り下げなどの政策に影響を与えることになったことを指摘されていました。

 また,一方で,本来であれば,生活保護を受給しなければならない状態の人が受給できていないなど,捕捉率の低さや,漏給の問題には触れていないなどの問題も指摘されていました。

 本には,この「生活保護バッシング報道」をはじめ,首相官邸前の脱原発デモをはじめとする脱原発の動きの報道の仕方,原発・慰安婦問題に対するNHKの体質,領土問題に関する石原愼太郎氏の発言に対する報道,の4つの事例をあげて報道する側,番組をつくる側の問題が書かれています。

 報道はやはり信頼できるものであって欲しいと思いますが,そのためには自分たちもきちんとチェックできる目を持つことが必要だということでしょうか。

2013年5月11日(土) 「憲法論議 憲法について多くの方に考えて欲しい」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は曇りのち雨,最高気温は8℃でした。
 ときおり強い風の吹く,肌寒い一日でした。
 桜も咲いたので花見を予定されていた方もいらっしゃったと思いますが,生憎の天気の土曜日となりました。

【憲法論議 憲法について多くの方に考えて欲しい】

 連日のように,新聞やテレビで,憲法の改正論議について伝えられています。
 今,焦点になっているのは改正手続きを定めた96条の改正ですが,NHKの世論調査では,問題になっていることを知らないと回答した人が45%という結果が報じられていました。

 いろいろな方からお話を伺うと,どうやら憲法とは何かということ自体,あまり国民には知られていないという状況があるように思われます。

 ブログで何回も書いていますが,憲法とは一言でいうと「国民が権力を縛るもの」ということになりますが,今日出席した会合では,学校で習った覚えがない,学校教育で教えていないのではないかと,という話も出ていました。案外,国民に浸透していないのかもしれません。
 まず,憲法とは何かということを知ってもらう取り組みが必要なのかもしれませんが,知ってもらったうえで,憲法がどうあるべきかを,多くの方に議論して欲しいと思います。

 地域で平和運動に取り組んでいる道南地域平和運動フォーラムという団体がありますが,その団体主催で,5月18日,15:00より函館市民会館で憲法をテーマにした学習会が開かれます。
 講師は,日本体育大学の清水雅彦教授で,演題は「自民党改憲草案を斬る」です。
 どなたでも参加できるそうなので,ぜひ,足を運んでいただければと思います。

2013年5月10日(金) 「憲法96条改正論議 3分の2以上の賛成が必要とされる意味は?】

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は17℃でした。
 晴れていましたが,今日も日中は風が強く,うららかな春の陽気とはいかない天気でした。

【憲法96条改正論議 3分の2以上の賛成が必要とされる意味は?】

 連日,新聞,テレビのニュースで,憲法のことが取り上げられています。
 特に,憲法96条をめぐる各党の姿勢についての報道が目立つようです。

 96条は,憲法を改正する場合の手続きを定めた条文ですが,第1項で「各議院の総議員の3分の2以上の賛成で,国会がこれを発議し,国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には,特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において,その過半数の賛成を必要とする。」とされています。

 安倍首相は,占領下で押し付けられた憲法だから自主憲法を制定する,から始まって,3分の2以上の賛成がないと発議できないのは,国民の憲法改正の権利を奪っており2分の1以上とするべきだ,などと主張しています。

 現在の日本国憲法が公布されてから今年で66年になりますが,今まで一度も変えられていません。そのせいか,他国が憲法を改正しているのを引き合いに出して,日本の憲法が改正できないのは,手続きのハードルが高すぎるからだなどとする主張もあるようです。

 各国の改正手続きはどうなっているのでしょうか。
 雑誌「世界」の6月号にちょうどそのことが載っていたので紹介します。
 類型的には,次の3つに分けられるようです。
①議会の議決手続きについて,表決数などを通常の法案の議決よりも加重するタイプ
②通常の法律とは異なる特別の憲法会議で決定するタイプ
③通常の法律とは異なり国民投票で決定するタイプ

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 ①はヨーロッパの憲法に多く見られるそうです。
 例えばドイツは両院の3分の2以上の賛成によって改正がなされる,とされていますが,これまで12回改正されています。(1990年東西ドイツ統一後)

 バリエーションはいろいろあり,表決数を5分の3に加重しているのが,チェコ,スペイン,同じく3分の2とするのはドイツのほかポルトガルがあります。
 スペインは,可決された改正案をさらに国民投票にかけるそうですが,2011年に2回目の改正が行われています。

 表決数を加重する以外に,議会の再議決を求めるタイプもあります。
 ベルギー,アイスランド,フィンランド,オランダなどでは,議会が改正案を可決した後,解散して選挙を行い,選挙後の議会が改正案を3分の2で再議決されれば改正が成立します。

 アメリカは,通常の発議は,連邦議会の両院の3分の2の賛成によって行われ,それを全州の4分の3の州議会の賛成によって承認する方法をとることが多いそうです。
 上記の①のパターンになるでしょうか。
 この方法で,1945年以降,6回修正されています。

 フランスでは,両院の過半数で可決された改正案が国民投票にかけられ,そこで過半数の承認をもって改正されるという方法と,政府が提案した改正案について両院合同会議で5分の3の再議決という方法がありますが,フランス第五共和国憲法は24回改正されています。

 これらから見ると,決して日本だけが改正手続きが厳しいわけではありません。したがって,これまで改正されていないのは手続きとは関係ないとみるべきでしょう。
 むしろその時々の政権の思惑によって恣意的に変えられることを防いできたと受け止めるべきではないかと思います。

 もし,両院の2分の1以上の賛成で発議できるなどとしたらどうなるでしょうか。
 選挙で過半数の議席をとった政党が,自分たちの都合のいいように憲法を変えるということが頻発しかねません。簡単に改正できて,その度に憲法の内容が変わればどうなるでしょうか。

 今日のNHKのニュースで,世論調査の結果,96条改正が問題になっていることを知らないと答えた人が45%だったと伝えられていました。
 非常に重要な問題が目の前に横たわっているのですが,このままでは参議院選挙でも争点にならず,国民がこの問題を議論しないままに,進んでいくなどということになりかねません。
 こうした問題もきちんと受け止めて欲しいものです。

2013年5月9日(木)(№385) 「函館市 大間原発差し止め訴訟について」 

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は曇り,最高気温は15℃でした。
 日中は風が強い時間帯もあり,それほど暖かくは感じない天候でした。

【函館市 大間原発差し止め訴訟について】

 今日の新聞に,函館市が大間原発の建設無期限凍結を求めている問題で,工藤市長が訴状原案を作成した弁護団と会談したという記事が掲載されていました。

 記事によると訴状案では,裁判の相手方は,電源開発と国とされています。
 電源開発に対する請求は,「大間原発を建設し,運転してはならない」,また,国への請求は,「経済産業相が電源開発に対し,2008年4月23日付けでなした大間原発原子炉設置許可処分は無効であることを確認する。」などという内容です。
 電源開発への請求の根拠は,「自治体崩壊という壊滅的被害を受ける危険にさらされることから,地方自治体の存立を求める権利に基づき,侵害を排除,予防するため」,とされています。

 従来の原発訴訟の主な類型は,①行政訴訟(取消訴訟,無効確認訴訟),②民事訴訟,に大別されます。
 ①については,「原子炉の設置許可を取り消す」という判決を求めるのが原発行政訴訟の通常の形式とされ,処分があったことを知った日の翌日から60日以内に異議申し立てをするのが前提となっています。
 ②については,その期間が過ぎている場合に,電力会社に対して住民の人格権を根拠として民事訴訟を提起するケースがあります。

 今まで自治体が原発をめぐって訴訟を提訴した例はなく,もし函館市が提訴に踏み切れば自治体初の原発訴訟ということになりますが,少し前までは,仮に訴訟を検討するにしても,住民の人格権を根拠としたような形は難しいのではとも言われていたようです。

 しかし,福島原発の事故が発生したことにより,影響の及ぶ範囲が,従来設定された範囲より広範囲だったことや,被害の状況から,司法も従来の原発訴訟のあり方を見直すのではないかと言われるようになりました。
 函館市は,弁護団も含めて,こうしたことを背景に,裁判の可能性を模索したということになるでしょうか。

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 写真は,函館市の原発訴訟の弁護団の一人でもある海渡雄一弁護士が書かれた「原発訴訟」(岩波新書,2011年)という本です。

 原発訴訟の初期の裁判は,伊方原発第1号炉(愛媛県伊方町)を巡るもので,1973年8月に設置許可取消の行政訴訟が提訴されましたが(裁判の結果は1992年10月,最高裁で請求棄却),原発裁判の歴史や,原発と地震,福島原発と東京電力,労働者や住民の被曝,脱原発ための法的課題,などについて書かれています。
興味がおありの方はご一読してみてはいかがでしょうか。

 この他にも,私の知るかぎりですが,「司法は原発とどう向きあうべきか」(現代人文社編集部,2012年2月),「原発裁判」(桜井淳・物理学者,潮出版社,2011年10月)などの本が発刊されています。

 提訴のタイミングや判断は,原子力規制委員会が7月に施行する新安全基準がひとつのポイントになるのだと思われます。
 大間原発がこれに適合せず工事中止となれば,裁判をすることはないとなります。
 適合しているとされたときには,世論の動向を見極めたうえで判断したい,ということのようです。

 実際にどうなるのか,今は注視するしかないかもしれませんが,少なくとも,「適合している」という結果ありきの審査とならないように監視する必要はあると思います。
 国や電源開発にも,審査内容や適否の考え方など,内容が明示されるよう求めていくことが必要だと思います。

2013年5月8日(水)(№384) 「集団的自衛権の行使は,自国を危うくする?!」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は晴れ,最高気温は18℃でした。

【集団的自衛権の行使は,自国を危うくする?!】

インターネットのニュースですが,産経のサイトに,次のような記事が出ていました。
<以下,引用します>

「集団的自衛権行使の対象拡大 首相「4類型以外を議論」 米艦船への遠距離防護念頭か」

 安倍晋三首相は8日の参院予算委員会で、集団的自衛権の行使容認に向けた「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の議論に関し、懇談会が平成20年にまとめた報告書が憲法解釈などの変更を求めた4類型以外も検討していることを明らかにした。米艦船から数百キロ離れた場所にいる自衛艦がミサイルで反撃するケースや、オーストラリア軍や韓国軍の防護が念頭にあるとみられる。

 報告書は「公海上での自衛隊艦船による米艦船防護」「米国に向かう弾道ミサイルの撃破」など4類型を提示し、安保法制懇は米艦船の防護については「近くで行動している場合」を想定していた。これについて、首相は予算委で「安全保障環境、冷戦構造が変わり、今までの解釈でいいのか。4類型以外も含めて、(安保法制懇で)議論してもらっている」と述べた。

 首相はまた「日本のために警備している米艦船の近くに自衛隊の艦船がいて、攻撃されたときに助けなければ日米安保条約、日米同盟が大きな危機に陥る」とも述べ、「権利は有するが行使はできない」との政府解釈の変更に重ねて強い意欲を示した。
<以上,引用終わり>

 これを読んで,「んっ?」と思ったのが,首相が「日米同盟が大きな危機に陥る」と述べたというくだりです。
「日本が(日本の平和がと言ってもいいかもしれませんが)大きな危機に陥る」とは述べていないということが,首相の言う集団的自衛権の行使の本質を物語っているように思います。

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 実は,最近読んだ「憲法九条の軍事戦略」(松竹伸幸著,平凡社新書)の中に,「集団的自衛権の制約が日本を優位に導く」という項で,この件について以下のように解説されています。

「4類型といわれる行動を日本が取れないからと言って,日本の平和が脅かされることはないとし,例えば,米軍を攻撃した国から見れば,この場合,日本は反撃していないから,日本は攻撃の対象にならないが,米軍の代わりに反撃したら,今度は,その相手国から日本も狙われることになる。」

「国連憲章第51条に集団的自衛権が明記されている。それを根拠に軍事同盟が作られたが,一番有名なのはNATO(北大西洋条約機構)である。それによる集団的自衛権の行使は,9.11テロの後に行われたのが初めてである。ほとんど過去に行使の例がない。」

「集団的自衛権の行使を可能にすることが必要だという人は,国際的に,その行使が常識であるかのように言うが,行使した実績のある国は,超軍事大国であり,そのいずれもが,どこかの国が攻撃されたので助けるための軍事行動ではなかったことがわかる。」

 以上が,解説の内容であるが,そもそも,アメリカが日本に軍事行動で助けてもらうなどという構図が起き得るでしょうか。
 
 軍事費も装備も桁違いで,自衛隊の装備もアメリカと連携運用を前提にしているものもある中,アメリカが日本に助けてもらわないとならないということはほとんどないのではないかと思います。
 
 もし,日本が集団的自衛権の行使が可能になったとなれば,アメリカは自国の経済的負担を軽減するために,日本にいくらか肩代わりしろという意味で,日本に軍事行動をさせるということは考えられます。
 
 それが日本周辺で起こる日本の安全・平和に関することなら,日本の防衛のためにと言うことはできます。しかし,それは集団的自衛権を持ち出す必要なく,個別自衛権で対処が可能です。

 懸念されるのは,日本周辺ではなく,アメリカがどこかの国で起こす軍事行動の手伝いをさせられることになるというケースです。
 首相は,こうしたことも想定済みで,アメリカについていきます,という気持なのでしょうか。
 
 しかし,もしそんなことをすれば,他国との関係において,逆に日本の平和や安全が脅やかされることになりかねないことは忘れてなりません。

2013年5月7日(火)(№383) 「原子力施設のリスクは,青森県だけで完結するわけではないのですが・・・」

 こんばんは。
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 今日の函館の天気は曇りのち晴れ,最高気温は10℃でした。
 午後から青空が広がりましたが,風が強く,肌寒い一日でした。

【原子力施設のリスクは,青森県内だけで完結するわけではないのですが・・・】

 今日の東奥日報に,青森県内の町村長有志が原子力政策に関する研究会を立ち上げ,7日に,初めての勉強会を開いた,との記事が出ていました。
 福島第一原発の事故を踏まえ,原子力関連施設が集中立地する青森県において,原子力政策は立地市町村だけの問題ではないとし,今後も勉強会や原子力関連施設の視察を重ねる方針,と伝えられています。

 また,記事では,研究会会長の森内勇・外ケ浜町長が,「県議は現地を視察したり、勉強会を開いているが、町村長たちはなかった。立地自治体と関係なくても、県内の町村長も勉強した方がいい。とっさの時にどういう対応、考え方をすればいいのか参考になる」と意義を強調した,とも書かれています。

 原子力施設が,立地市町村だけの問題ではないというなら,県外の自治体への影響はどのように考えているのでしょうか。
 大間原発が作られようとしている大間町と青森市との距離より,函館市とのほうが近いなどという事実はどのように受け止めているのでしょうか。

 また,とっさの時にどういう対応,考え方をすればいいのか参考になるなどと言っていますが,事故が起きればどうなるのか,想像力に乏しいのではないかと思います。
 福島第一原発の事故は,どのように受け止めているのでしょうか。

 原子力施設があることによるリスクは,青森県内だけで完結しているわけではありません。

2013年5月6日(月)(№382) 「ネット選挙解禁 今後の選挙や政治活動はどう変わるのだろうか」

 こんばんは。
 ブログをご覧いただきありがとうございます。
 今日の函館の天気は曇りのち雨,最高気温は12℃でした。

 連休最終日でしたが,行楽を予定していた方にとっては生憎の天気となってしまったのではないでしょうか。
 私は外回りをしていたのですが,途中で結構な降り方で雨が降り始め,行動もままならなくなり,辟易としておりました。

【ネット選挙解禁 今後の選挙や政治活動はどう変わるのだろうか】

 今日の新聞に,「ネット選挙 参院選から解禁」「道南各党 活用模索」という見出しで,ネット選挙解禁にかかる各政党や議員のコメントが出ていました。

 選挙時に,投票依頼をするのに使える文書・図画は,これまで法定のチラシやポスターに限られていましたが,今度の参議院選挙からは,インターネットによるホームページやfacebook,twitterなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)により,投票依頼を行うことが可能になりました。
候補者と政党は,電子メールも利用できることになっています。

 問題・課題は,端的に言って,それらが集票のためにどのくらい効果があるのか,効果を出すためにはどのように活用したらいいのか,ということだと思います。
 すでに多くの議員や政党がホームページの開設や,SNSを利用していますが,選挙公示後の期間だけの使用だけでは不十分で普段からの発信が大事だと考えられていることと思います。日常においてますます利用度が高まることでしょう。

 そこで大切なのが,どのようにしたら有権者の方々がそれらを観てくれるだろうか,ということです。
 国会議員などは著名人ですから,当然,黙っていても注目されます。
 ホームページへのアクセスやfacebook,twitterなどのフォローもかなりの数になるでしょう。

 一方,地方議員,特に市町村議員は,黙っていても注目されるなどということは,よほどのことがない限りありませんから,まずは自分の存在を知ってもらい,興味をもってもらうという取り組みから始めなくては,ホームページやブログへのアクセスも期待できないと思われます。

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 写真は,「支持者をふやすホームページの鉄則」という本で,初版は10年くらい前になります。
 まだ,SNSなどはないころですが,ホームページを開設する議員が増え始めたころだったのでしょう,どうしたらアクセスを増やせるのかということも論じられています。

 パラドックスのように思われるかもしれませんが,地方議員の場合は,ホームページやブログにアクセスしてもらうには,名刺にURLを刷り込んで配るなど,まずはアナログな方法での取り組みが必要だと書かれています。

 また,私は,ブログは毎日更新することを目標にしています。いつ更新しているか分からないと思われては,見ていただける頻度も少なくなってしまうと思うからです。
(もちろん,毎週◯曜日に更新,なとど明示していれば別だと思います。)

 選挙でのネット解禁をはじめとして,今後,政治家は政党がどのようにホームページやブログ,SNSを利用し,どのような効果を得られるかは,今の段階ではまだよくわかりません。有権者の方々の受け止め方にもよるだろうと思います。

 政治家や政党の日常活動や政策について,また選挙のときのPRなど,情報は全てホームページやブログ,SNSから得るのが当たり前だ,という時代が来るのでしょうか?

2013年5月5日(日) (№381) 「原発はこのまま廃炉にする方法を考えるべきではないか」

 こんばんは。
 ブログをご覧いただきありがとうございます。
 今日の函館の天気は曇り一時雨,最高気温は11℃でした。
 ときどき雨の降る天気でしたが,風もなく穏やかな天気の一日でした。

 結局,函館では連休中には桜も咲かず,例年とは違う様子となりました。
 ただ,自分が子どものころは,ゴールデンウィークのときには桜は咲いていないときのほうが多かったように記憶しています。
 この三十数年で,開花が早くなってきたのだと思いますが,温暖化といわれる一方で,北海道などは逆に寒冷化しているとの話もあり,今後,またかつてのように開花が遅くなっていくのでしょうか。

【原発はこのまま廃炉にする方法を考えるべきではないか】

 今日の新聞に,泊原発3号機が定期検査で停止して今日5日で1年が経過したとの記事が掲載されていました。
 一方で,北電は,7月にも再稼働を原子力規制委員会に申請したい考えだとも報じられています。

 原発の再稼働をめぐっては,原子力規制委員会が新安全基準なるものを提示し,これに合致することが求められるとされています。
 非常時の原子炉の冷却用電源確保や,防潮堤の設置,また,活断層の有無や,最近では活火山の影響の有無ということも言われているようです。

 規制委員会の審査方法や内容は解りませんが,原発はどんな安全対策を施しても100%安全ということはありませんから,福島の教訓からして,泊原発だけに限りませんが,廃炉にすることを第一義に考えていくべきではないかと思います。

 新聞では,原発が停止したことによって,泊村の財政や経済に影響が出かねないことも報じられていますが,原発がなくても地域が成り立つ方法を考えることにするべきではないでしょうか。
 電力会社にとっても同じことが言えるかも知れません。

 現政権は,民主党政権下で示された,2030年代に原子力ゼロの方針を見直すという考えのようですが,逆に,将来,原子力に頼らなくてもエネルギーを確保していく方法がないのかどうか,そういう視点で考えることを基本にしてほしいと思います。

2013年5月4日(土) (№380) 「企画とはどのように生み出されるものなのか」

 こんばんは。
 ブログをご覧いただきありがとうございます。
 今日の函館の天気は曇り一時雨,最高気温は11℃でした。
 気温はそれほど高くはありませんでしたが,風もあまりなかったせいか,割と暖かく感じる一日でした。

 日中に西部地区を通りましたが,天気も穏やかだったせいか,出かけた方も多いようで,幹線道路やベイエリアの周辺は渋滞気味でした。
 ピーク時の賑わいとまではいかないのかもしれませんが,そんな光景を見て,何となくほっとしました。

【企画とはどのように生みだされるものなのか】

 Eテレの番組で,毎週土曜日に放送されている「SWITCHインタビュー達人達」という番組がありますが,今日の番組は,放送作家の小山薫堂氏とアートディレクターの佐藤可士和氏の対談でした。

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 小山薫堂氏は,熊本の大人気ゆるキャラ「くまモン」の産みの親ともいうべき方です。
 九州新幹線が,2011年3月に全線開業されることになったとき,熊本県では,熊本が素通りされてしまうのではという危機感から,訪れる人を増やすための地域づくりをしようということになり,そのときアドバイザーになったのが,熊本県出身の放送作家,小山薫堂氏でした。
 「料理の鉄人」などの人気番組を手がけたことでも有名です。

 くまモンは全国的に有名になり,経済的にもこれまで300億円近い効果を生んだとされています。

 これらのことは,以前にもブログで紹介した「くまモンの秘密」(熊本県庁チームくまモン著,幻冬舎新書)に書かれていますが,これを読んだときに,こういうアイデアや企画というのはどうやって生み出されるのかと興味が湧き,小山氏の著書を何冊か読みました。

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「もったいない主義~不景気だからアイデアが湧いてくる!」(幻冬舎新書),「人を喜ばせるということ~だからサプライズがやめられない」(中公新書ラクレ),「社会を動かす企画術」(中公新書ラクレ)などといった本です。

 小山氏は,異質なものを組み合わせて新しい価値を生むとか,今はムダなものとしか扱われていないけど何かに使えないか,などと発想するようです。

 例えば,氏の会社の受付の話ですが,受付はパン屋さんになっているそうです。
 受付業務のみで社員を雇うのはコストがかかりすぎるので雇えないが,受付の担当者が自分の給料分を稼いでくれるような機能を受付自体が備えていればいいんだとして,近くに食べ物屋やパン屋もほとんどなかったことなどから,近所の人も喜んでくれるだろうと受付をパン屋にすることにしたそうです。
 つまりパンを売りながら,会社の受付業務も行うということにしたわけです。

 こうしたことは,ほんの一例かもしれませんが,自分も,市政やまちづくりに活かすために,このようなクリエイティブで,柔軟な発想ができるようになれないものかと思います。

2013年5月3日 金曜日 (ブログ№379)

 こんばんは。
 ブログをご覧いただきありがとうございます。
 今日の函館の天気は曇りのち雨,最高気温は8℃でした。
 たぶんいろんなところで交わされた言葉だと思いますが,この時期にしては寒すぎる天気でした。
 自分はどこかに遊びに行ったりしませんが,これでは本来賑わうべきところが賑わいません。恨めしい天気です。

【今日は,「憲法記念日」。集会に行ってきました。】

 今日5月3日は憲法記念日でした。
 函館では,「戦争をしない選択・9条を考える道南の会」主催の集会が,市民会館で開かれ,参加してきました。

 今日の集会のテーマは,「改憲の動きとマスメディア」で,元日本テレビディレクターの法政大学教授の水島宏明氏が,「いま,日本で起きていること ソフトファシズムと“憲法改正”」と題し講演しました。

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 講演の内容は,報道のあり方と問題点について,ネット右翼や在特会に見られる排外主義の存在,そしてそこに繋がる報道のあり方,そして憲法改正についての今と今後,などについての話でした。

 報道のあり方という点で,同教授は,今日の報道の危うさとして,ひとつの例ですが,昨年の「生活保護バッシング」を上げています。

 お笑い芸人の母親が生活保護を受給していたことに端を発し,ニュース番組などで,生活保護受給者=不正受給者というイメージを市民に刷り込み,それが受給する側に「恥」を意識させ,受給者ではない市民の側には,生活保護=無駄遣いの象徴であるかのように思わせ,市民を分断する結果になっていると指摘しています。

 教授は,これらの報道が,思い込みの偏見・差別報道であり,事実ではないことも報道されているとして,BPO=放送倫理・番組向上機構に,放送倫理違反で審議を要請したこともあるといいます。

 先般,生活保護政策が見直され,基準の切り下げや扶養調査の厳格化が図られることになりましたが,いいかげんな報道が政策に影響を与えたことになるのではないかとも話されていました。

 憲法改正については,教授は,昨年の衆議院選挙の際,有権者が重視した争点として,憲法は6%でしかないことを紹介し,今後,予想されることとして,参議院選挙で「自民」「維新」で3分の2を超える可能性があり,96条改正の発議が行われると考えられる,安倍人気が続いていたら,若者などもそれに乗ってくる可能性があるとしています。

 鍵を握るのは,「ワーキングプア層」ではないかとし,閉塞感の中で,何かをリセットしたい気分を持っており,改憲(憲法改悪)は,この層を味方につけないと防げない,格差社会の中での改憲論という視点も持つべきだとしています。

 そして,「正しさ」では伝わらないことも認識すべきで,「どちら(改憲か護憲か)が正しいか」では伝わらない,「憲法を守れ」では説得できないので,メディア対策やネット対策も含めて戦略的にならなくてはならない,と話を締めくくられました。

 今日の話を聞いて,まずは,「憲法とは何なのか?」,「どんな役割があるのか」,「自分たちの生活とどう関係があるのか」などについて,国民の共通理解となるようにしなければならないのではないかと感じました。

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 この集会の後,今度は,慶応義塾大学の小林節教授が書かれた「『憲法』改正と改悪」を読みました。
 今日は,自分も,「憲法」漬けの一日となった感があります。

2013年5月2日 木曜日 (ブログ№378)

 こんばんは。
 ブログをご覧いただきありがとうございます。
 今日の函館の天気は曇り,最高気温は11℃でした。
 紋別市などでは積雪もあったようです。
 北海道は気候が変わってしまったのでしょうか。

【明日は,「憲法記念日」】

 明日5月3日は,憲法記念日です。
 各地で,いろいろな集会が行われるようですが,函館でも集会が開催されますので,ご紹介します。
 ご参加されてみてはどうでしょうか。

 日時:5月3日 13:30,場所:函館市民会館小ホール,参加費:500円
 主催:戦争をしないための選択・9条を考える道南の会

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集会では,「改憲の動きとマスメディア」と題し,元日本テレビディレクターで法政大学教授の水島宏明さんが講演されます。

<水島宏明の略歴>(集会案内ポスターより)
北海道出身。札幌テレビ記者として1987年に札幌母子家庭母親餓死事件の番組を制作、本を出版。日本テレビに移籍後2007年に制作・放送した番組『ネットカフェ難民』が反響を呼ぶ。『ネットカフェ難民』という語は、水島氏が初めて作り用いた。貧困問題取材や海外特派員の経験から、「生活保護パッシング《や原発政策の誤り、自衛隊海外派兵の危険性を訴えている。

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私のブログへようこそ

函館市議会議員の「みちはた克雄」でございます。 ブログをご覧いただきありがとうございます。 函館市政や市議会のこと,私の活動のお知らせはもちろん,国や各都道府県・市区町村での出来事などについても私の考えをコメントさせていただきます。

プロフィール

函館市議会議員 道畑克雄

Author:函館市議会議員 道畑克雄
1961年札幌市生まれ。
少年期を千歳市で過ごし,1974年函館市民に。
1980年函館東高卒業。同年より,函館市役所に勤務。
2006年退職。
2007年函館市議会議員に初当選。現在3期目。
所属会派~「民主・市民ネット」(会派幹事長)
市議会民生常任委員、議会運営委員。
民進党北海道第8区総支部副代表

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